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2025/09/09

革修理☆レザースニーカー(ARMANI)リフレッシュ施工のご紹介です!!

アルマーニ・ジーンズ☆レアモデルスニーカー補修施工のご紹介になります。

 

今回もご覧頂き、ありがとうございます。

革研究所 京都市上京区店の中川です。

9月も3分の1が過ぎようとしていますが、太陽はまだ夏をアキラメキレナイ様ですね?
しかし、モノは考えようで、このシーズンこそ、レザーアイテムのお手入れのチャンスですよ?

今のうちにリペアを施し、万全の状態で来るべきシーズンに備えてはいかがでしょう?

革研究所京都市上京区店では革製のバッグやシューズ、ジャケット等のクリーニングのご依頼も承っております。

レザージャケット、パンツやシューズ、バッグに至るまで、レザー製品の修理、クリーニング、リペア承ります!

レザー製は勿論、合成皮革や布製のアパレル類のリペア、クリーニングにも対応しております。

当店ではお客様のご要望にできるだけお応えしたいと思っております。

どんな内容でもお気軽にお問合せください!!!

 

今回のご依頼品アルマーニについて少々呟いてみたいと思います。

1934年、イタリアはピアテェンツァに生を受けたジョルジオ・アルマーニ氏。

1957~1964年、ア・リナシェンテのバイヤーを務めます。

1964年、セルッティ社の「ヒットマン」のデザイナーに就任。

1975年、セルジオ・ガレオッティ氏と会社を設立。自社製品(通称ブラックレーベル)を発表します。

1980年、ハリウッド映画でリチャード・ギヤ氏の衣装を担当し、一躍有名になります。
ネイビーの半袖Tシャツ、ブラックのコットンパンツ、足元は白のレザースニーカーがトレードマークで、

その語録には、「私は偽物が嫌いだ。見せかけだけの真実は見たくない」

「ナチュラルで着心地が良く、今の時代にメッチするデザインを追求すると、自然とシンプルなモノになる」

「エレガンスとは、注目られることではなく、記憶される事だ」

等々、飾らない人柄と信念の強さが見て取れますね。
メインの「ジョルジオ・アルマーニ」を筆頭に、セカンドラインの「エンポリオアルマーニ」、

スポーツラインの「EA7」、カジュアルを前面に押し出した「アルマーニ・ジーンズ」等を展開。

時計、コスメ、インテリアや飲食に至るまで、妥協の無いモノ造りを継続しているトップブランドです。 

 

 

それでは、いよいよ施工開始です。

目次

①BEFORE(施工前)の状態

②ジョルジオ・アルマーニ氏について少々

③ダメージ部分の詳細画像

④AFTER(施工後)の画像

①施工前の状態

まずは、施工前の状態をご覧頂きたいと思います。

経年使用によるカビ浮き、スレキズが全体に見られる状態です。

 

ご覧の様に、全体的に退色が目立っています。

 

レザースニーカーの特性として、日焼けや雨にさらされる事によって、

スレて傷ついたり、カビが発生したりはどうしても避けきれない事ですね。

オーナー様のご要望をお聞きした所、

「レアなモデルで気に入ってるので、出来るだけ新品し近い状態にしたい」とのリクエストを頂きました。

そこで今回の施工内容は、カビ、汚れのクリーニングと全体の染め直しで対応させて頂く事になりました。

 

②ジョルジオ・アルマーニ氏について少々・・・

「モード界の帝王」と呼ばれたアルマーニ創始者にして、
イタリアの伝説的なファッションデザイナー、ジョルジオ・アルマーニ氏。
1934年、イタリア北部のピアテェンツァに生を受け、
大学医学部在籍中に兵役を経てミラノのデパートに勤務し、陳列や仕入れの業務に携わります。
1975年に「アルマーニ」ブランドを発足させます。
「堅苦しい」イメージの男性のスーツの概念を覆し、
ショルダーパッドを取り払い、上質でソフトな質感の素材で、ゆとりあるシルエットの商品は、
彼にデザイナーとしての大成功をもたらしました。
レディースファッションの世界でも男性用と同じ構造を用い、
華麗な刺繍をあしらった、女性らしさを失わないエレガントなラインナップを展開し、
「男性にヒケをとらない」優雅な中にも強さが感じられるスーツを発表していきます。
2025年7月のパリのオートクチュールでは、会場には姿を見せられなかったものの、
ミラノからリモートでスタッフに指示を与え、精力的に動かれていたそうです。
9月4日、91歳でその生涯に幕がおろされました。
イタリア公共放送では、緊急速報で訃報が報道されたそうです。
レジェンドの旅立ちに、心よりご冥福をお祈りいたします。

 

③退色の目立つ箇所のアップ画像

 

踵部トゥ部分に退色やカビ浮きのダメージが目立ちますね。

 

履き口のリブ部分は、そこまでダメージは受けていない様です。

 

乾燥によるカビや傷をこのまま放置して使い続けるとやがてひび割れてしまいます。

ヒビが入ってしまう前の段階での補修をお勧めします!

 

当店では、単純にダメージ部分を塗装のみで終わらせる施工ではなく、

1:クリーニング剤(脱脂)を用いての汚れ落とし

 リブやコバの部分を細心の注意を払ってマスキングを施し、

 次に皮革用クリーナーを用いて表面のクリーニングを行います。

 クリーニングで落とせる汚れにはどうしても限界が有りますが、

 クリーニングを施した状態で一旦仕上がり具合をご確認頂き、

 染め直しへ移行するかどうかのご判断頂くことも可能です。

 

2:キズを補修してフラットな状態を作ります。

 商品のマスキングを丁寧に施します(ここが最終の仕上がりに大きな差が出る、重要な工程です)。

 ここでコバや目立ったキズ、スレの補修を行い、ダメージを受けた箇所を修復します。

 このキズの修復材は革研究所独自開発の素材ですので、

 とても綺麗にキズやスレを補修することが出来ます!

 

3:下地処理を施して、色のノリを良くする下準備を行います。

 下地材を塗布し、コーティングされていないレザーや、

 スレ傷等で変色した箇所にカラーが乗りやすくしていきます。

 

4:そして、お色を調色、作成して塗布。

 ここが革研究所の真骨頂になります。

 革研究所の塗料はキズを修復する成分も含まれているので、細かい傷ですとこの段階で消す出来ます。 

 内側の日焼けや汚れの付着の少ない箇所のカラーを参考に調色を行います。

 少しづつ丁寧に着色と乾燥を繰り返し、全体にムラ無くとカラーが入れて行きます。

 革研究所では、お客様のご希望頂いたカラーをオーダーメイドで一点モノのカラーとして調色して作成します。

 

5:色止めして仕上。

 4で施工したカラーを定着させるコーティング的な工程になります。

 この工程で、ツヤ感の有りなしを調整する事になります。

 ツヤが強すぎたり、ツヤが無さすぎるとお客様のイメージと離れてしまう可能性があるので、

 事前に打ち合わせた、「新品時に近いツヤ」になるように塗布しました。

 この工程を経る事によって、長くお使い頂けるリペアが完成します。

 

以上の五工程でトータルにケアさせて頂きます。

④AFTER(施工後)の画像です。

 

それではご覧ください!

表面が整っているのをお分かりいただけると思います。

 

 

ホワイト&ブラックのコントラストもハッキリして、全体が際立って見えます。

 

トゥ部分も、輝きが復活し、レザーの上質さが見て取れます!!

 

いかがでしょうか??

均一な色目になり、傷も殆ど目立たなくなりました。

カラーを入れなおした事によって、これからも気持ちよくお使い頂けるのではないでしょうか?

 

当店では、レザーのメンテナンスグッズの販売も行っております。

革研究所で修理したレザーアイテムは、オリジナルのメンテナンスキットを使用して

しっかりとクリーニング、保湿を行うことで長くお使い頂けます。

HPで詳細情報記載しております。

ご注文やお問い合わせは下記のLINEからお問い合わせ下さい。

※大変申し訳ありませんが、現在工房準備中の為、ご来店の対応はしておりません。

お問合せはお写真が簡単に送れるLINEが便利です。

まずは、上記のQRコードから【LINE】友達登録をして頂き、

トークからご相談内容をお知らせいただければ、

迅速に確認させていただき、当店より返信させて頂きます。

革製のバッグやスニーカー、ブーツ等のダメージでお困りの際は、

革研究所 京都上京店にお気軽にご相談してください!!

京都市を中心に、府内全域対応させて頂きます!!

Mail:info@kyoto-s-kawa-kenkyujyo.com

ホームページURL : https://kyoto-s-kawa-kenkyujyo.com/

メールでのお問い合わせは、上記アドレスになります。

 

今回も当店のブログをお読みいただき、ありがとうございました!


革研究所 京都市上京区店
 京都市上京区

 

 

 

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