革修理|京都 ソファー・椅子・バッグ等革修理は革研究所
革修理ブログ
2026/04/29
京都 フェラガモ財布修理のご紹介です。
サルバトーレ・フェラガモのお財布をお持ち頂きました。
今回も当店のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
革研究所 京都上京区店のナカガワでございます。
当店では、バッグ・レザージャケット・革パンツ・お財布・革小物など、
日常でよくお使いになるものから特別な思い出の品まで、
さまざまな革製品の修理・補修・染め直し・クリーニングのご依頼を承っております。
「お気に入りのレザージャケットが破れてしまってショック…」
「長く大切に使ってきたバッグの色がいつの間にか褪せてしまった…」
そんな小さな心配や、誰にも相談できずにそのまましまい込んでしまっているお悩みはありませんか。
革製品は、一度傷んでしまうと“もう無理かも…”と思ってしまいがちですが、
実は、適切な技術と素材を用いることで、驚くほど美しく、
まるで新しいお気に入りを迎えたような気持ちで使っていただける状態に蘇らせることができます。
当店では、お客様の大切な一着・一品にしっかり寄り添い、
「どんなふうに直したいか」「どこが気になっているか」など、
女性のお客様でも気軽にお話しいただけるよう、丁寧なカウンセリングを心がけています。
初めての方でも安心していただけるよう、専門的な内容もわかりやすくご説明し、
ご希望にできる限りお応えできるよう、確かな技術でサポートいたします。
「これって直るのかな」「費用はどれくらいだろう」など、
どんな小さな疑問や不安でも大丈夫です。
まずはお気軽にお問い合わせいただければ、写真だけでの簡易相談も可能ですので、
お忙しい方でも無理なくご利用いただけます。
大切にしてきた革製品を、もう一度気持ちよく使えるように。
そのお手伝いを、心を込めてさせていただきます。
それでは今回の施工事例をご紹介いたします。
目次
① フェラガモについて少々
② BEFORE(施工前の状態)
③ ダメージの目立つ箇所のアップ画像
④ 施工後の状態
【フェラガモの歴史】
靴職人の情熱から始まったイタリアンラグジュアリーの物語
イタリアを代表するラグジュアリーブランド「フェラガモ」。
その洗練されたデザインや上品な佇まいは、ビジネスシーンからフォーマルな場面まで幅広く愛され、
特に大人の女性たちにとって“信頼できる相棒”のような存在です。
一見すると完成されたエレガンスの象徴のように見えるフェラガモですが、
その背景には、ひとりの靴職人の情熱と、家族が大切に守り続けてきた温かな物語があります。
ここでは、フェラガモがどのようにして世界的ブランドへと成長していったのか、
その歩みを丁寧に紐解いていきます。
■ 貧しい農家に生まれた少年が、靴作りに魅せられる
創業者サルヴァトーレ・フェラガモは、1898年にイタリア南部ボニートで誕生しました。
14人兄弟の11番目という大家族で育ち、決して裕福とは言えない環境でしたが、
彼の心を強く惹きつけたのは“靴作り”という世界でした。
9歳で妹のために初めて靴を作り、11歳には地元で小さな靴屋を開業。
幼いながらも「自分の手で誰かを喜ばせたい」という純粋な気持ちが、彼の職人としての原点となりました。
この“誰かのために作る”という姿勢は、後のフェラガモのブランド哲学にも深く息づいていきます。
■ アメリカでの成功と“スターの靴職人”という称号
15歳で単身アメリカへ渡ったフェラガモは、
カリフォルニア州サンタバーバラで映画用の靴作りに携わります。
映画産業が急成長していた時代、彼の靴は瞬く間にハリウッドスターたちの間で評判となり、
メアリー・ピックフォードやルドルフ・ヴァレンティーノなど、名だたる俳優たちが彼の顧客になりました。
この頃、フェラガモは解剖学を学び、足の構造や重心バランスを徹底的に研究します。
「美しさだけでなく、履き心地も完璧であるべき」という信念は、この時期に確立されたものです。
女性が長時間履いても疲れにくい靴を追求した姿勢は、現代のフェラガモにも受け継がれています。
■ 1927年、イタリアでブランドを創業
ハリウッドで成功を収めたフェラガモは、1927年にイタリアへ帰国し、自身のブランドを立ち上げます。
創業当初は婦人靴を中心に展開し、履き心地の良さと足に優しいデザインを追求し続けました。
その結果、彼は数百にも及ぶ特許を取得し、靴作りの世界に革新をもたらします。
しかし、世界恐慌の影響で一度は倒産の危機に直面。
それでも顧客の強い支持によりブランドは復活し、戦前にはイタリアを代表する婦人靴メーカーへと成長しました。
■ 創業者の死後も続く、家族によるブランド継承
サルヴァトーレ・フェラガモの死後、妻と子どもたちがブランドを引き継ぎます。
彼らは創業者の哲学を守りながら、靴だけでなくバッグ、財布、香水、プレタポルテ(既製服)など、
事業の幅を拡大しました。
ガンチーニ金具を使ったバッグやベルトは、フェラガモを象徴するアイコンとして世界中で愛されています。
その上品で控えめな輝きは、女性の装いに自然と寄り添い、日常を少しだけ特別にしてくれます。
2022年にはブランド名を「フェラガモ」に短縮し、ロゴも刷新。
よりモダンで洗練されたイメージへと進化し、若い世代からの支持も広がっています。
■ 現在のフェラガモが愛される理由
フェラガモが長く愛され続けている理由は、創業者の哲学が今も息づいているからです。
職人技を大切にする姿勢
履き心地と美しさの両立
時代に合わせた進化と挑戦
これらがブランドの根底にあり、クラシカルで上品なデザインは、
ビジネスシーンからフォーマルな場面まで幅広く活躍します。
“伝統”と“革新”を両立させる姿勢こそ、
フェラガモが世界中で支持される理由と言えるでしょう。
全体キズや汚れが目立ちます。
店頭にお持ち込み頂きましたので、対面で詳細を相談させて頂き、
「これからも長く使いたいので、全体をキレイにして欲しい」とリクエスト頂きました。
そこで今回は、全体のキズとスレ補修と染め直しで進めさせて頂く事になりました。
ダメージの目立つ箇所をアップで確認してみると、まず全体的に細かなキズが散見され、
長く大切にお使いになってきたことが伝わってきます。

革製品は使い込むほど味わいが出る一方で、どうしても日常の動作の中で摩擦や衝撃を受けやすく、
気づかないうちに細かなスレやキズが蓄積していきます。
特にお財布は持ち歩く頻度が高く、置いたり持ち替えたりするたびに負荷がかかるため、
こうしたダメージは避けられません。
さらに、内部には大きめのシミが確認できます。
おそらくバッグの中でドリンクがこぼれてしまったのか、液体が染み込んだ跡が広がっています。
革は水分や油分を吸収しやすい素材のため、一度染み込むと表面だけでなく内部まで浸透してしまい、
時間が経つほどシミが定着してしまいます。
ご自身で拭き取っても完全に消えないのはそのためで、専門的な処置が必要になります。
また、コバ(革の断面部分)にもスレや軽微な破れが見られます。
コバはバッグの中でも特にダメージが出やすい箇所で、
摩擦や衝撃を受けることで徐々に削れたり、割れたりしてしまいます。
コバの劣化は見た目の印象だけでなく、放置すると革本体の強度にも影響するため、早めのケアが大切です。
お気に入りのバッグを長く使っていると、どうしても経年劣化は避けられません。
しかし、適切なメンテナンスを行うことで、革本来の美しさを取り戻し、
これからも安心してお使いいただける状態へと蘇らせることができます。
当店の修復は「塗るだけ」では終わりません。
当店では、単純にダメージ部分へ色を乗せて隠すだけの簡易的な施工ではなく、
革の状態を根本から整え、長く美しさを保てるようにするための 5つの専門工程 を踏んで仕上げています。
1:汚れと油分の除去(クリーニング)
まずは革表面に付着した汚れや皮脂を丁寧に落とします。
この工程をしっかり行うことで、後の補修や色の定着が大きく変わります。
また、クリーニングを行うことで、普段は見えにくかったキズやスレが浮き上がり、
正確な状態確認が可能になります。
2:キズの補修(研磨・整形)
ケバ立った箇所や凹凸のある部分を研磨し、表面を滑らかに整えます。
この工程を丁寧に行うことで、仕上がりの美しさが大きく変わり、
色を入れた際に自然な質感に仕上がります。
3:下地作り(脱脂・表面調整)
専用の薬剤を使用し、油分や研磨カスを取り除きます。
この下地処理が不十分だと、後から色が浮いたり剥がれたりする原因になるため、非常に重要な工程です。
4:お色の調色・塗布
オーナー様のご希望に合わせて、革の色味を一つひとつ調色します。
既存の色に合わせる場合も、色替えを行う場合も、
自然で違和感のない仕上がりになるよう細かく調整しながら塗布していきます。
5:色止め・仕上げコーティング
カラーを定着させた後、仕上げとしてコーティングを施します。
これにより色落ちを防ぎ、耐久性を高め、革の美しさを長く保つことができます。
当店の施工は、すべて 革研究所独自開発の材料 を使用し、
革への負担を最小限に抑えながら、美しさと耐久性を両立させることを大切にしています。
以上の五工程を通して、単なる修復ではなく「革を本来の状態へ導くトータルケア」をご提供しています。
コバを補修し、リフレッシュ出来ました。
いかがでしょうか?
これからも長くご愛用頂けると嬉しく思います。
お問い合わせ方法
ご相談やお問い合わせは、下記QRコードからLINE友だち登録をしていただき、
トーク画面からご相談内容をお送りください。
ご依頼方法は、当HPトップにある「革修理の流れ」に詳しく説明させて頂いております。
宅配便等でお送り頂く際は、「お申込書PDFダウンロード」でプリントアウトした書類に
ご記入頂き、同梱して頂ける様にお願いいたします。
ご相談、お見積りは無料です。
宅配便で全国から受付可能です!
ホームページURL : https://kyoto-s-kawa-kenkyujyo.com/
Mail:info@kyoto-s-kawa-kenkyujyo.com
革研究所京都上京区店
京都市上京区七本松通一条上がる末之口町1000-8
多田マンション103
(コーナン西陣上七軒店様の南隣の白いマンションの1Fになります)
電話 075-406-0609
※納品等で外出している可能性もございますので、
ご来店の場合は事前におおよその日時をお知らせ頂ければ幸いでございます。
ソファー等の移動困難な物は、出張見積もりも対応可能です。
出張可能エリア(文字がグレーの範囲は、別途出張料金が発生します)
(移動困難な大きな物や、複数あって送りにくいと言った場合にお問い合わせ下さい)
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公共交通機関でのご来店
JR嵯峨野線 二条駅より徒歩26分(2.0Km)
嵐電(京福電鉄) 北野白梅町駅より徒歩12分(600m)
京都市バス 上七軒より徒歩3分(280m)
(52系統のバス停は目の前です)
お車でのご来店
各高速ICから国道1号線「堀川五条」交差点を北へ⇒ 「堀川今出川」交差点を西へ左折(信号左手前に西陣織会館があります )⇒ 「上七軒」交差点を南へ左折 (セブンイレブン、スーパーKOHYO、サイクルショップKONSがあります) ⇒ 200m直進 ⇒ 進行方向右手、「コーナン西陣上七軒店」の南隣の白いマンションの1Fが当店になります。
*当店には専用駐車場がありません。近隣駐車場をご利用下さい!!
今回も当店のブログをお読みいただき、ありがとうございました!
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