革修理ブログ

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2026/03/01

京都 バーバリー バッグ修理のご紹介です。

バーバリーのハンドバッグの修理事例をご紹介させて頂きます。

京都市上京区の革研究所ブログをご覧いただき、いつもありがとうございます。

革研究所 京都市上京区店のナカガワです。

今回ご紹介するのは、長年愛用されてきたバーバリー(BURBERRY)のレザーハンドバッグのリペア施工です。

「気に入っているので、これからも長く使いたい」というオーナー様の想いに応えるべく、

当店で丁寧にメンテナンスさせていただきました。

革製品は、適切なケアを施すことで驚くほど美しく蘇り、

さらに長く使い続けることができます。

本ブログでは、施工前の状態から、ブランドの歴史、ダメージの詳細、

そして当店のこだわりの施工工程、仕上がりまでを詳しくご紹介します。

目次

①施工前の状態

②バーバリーというブランドについて

③ダメージ箇所の詳細

④当店の施工工程

⑤施工後の仕上がり

当店のサービスとご依頼方法

① 施工前の状態

今回お持ち込みいただいたのは、京都市内にお住まいのお客様。

長年大切に使われてきたバーバリーのレザーハンドバッグで、

全体的に経年によるスレや小傷が見られる状態でした。

   

オーナー様からは「とても気に入っているので、これからも長く使えるようにしてほしい」というご希望をいただき、

今回の施工は、全体クリーニング+スレ傷補修+染め直し+色止め加工のフルメンテナンスで対応させて頂くことになりました。

② バーバリーというブランドについて

バーバリーは、英国を代表するラグジュアリーブランドとして世界中で愛されています。

その歴史は非常に長く、革新的な素材開発や機能性を追求したデザインで知られています。

バーバリーの主な歴史

1856年 創業者トーマス・バーバリーがイギリス・ハンプシャー州でブランドを設立。

1879年 通気性と耐候性を兼ね備えた画期的素材「ギャバジン」を開発。
    レインウェアの概念を大きく変えた革新的素材です。

1895年 ボーア戦争で英国士官向けにタイロッケンコートを開発。 これが後のトレンチコートの原型となります。

1901年 象徴的な「騎士のロゴ(Equestrian Knight)」が誕生。 

    バナーにはラテン語で「前進」を意味する“PROSUM”が刻まれています。

1919年 ジョージ5世より、ジャケット、コート部門の王室御用達(ロイヤルワラント)を授かります。

1924年 バーバリーチェックが誕生し、ブランドの象徴として世界中に広まりました。

1926年 王室近衛連隊の士官が使用する「グレートコート」を製作。

1955年 女王 エリザベス2世より、王室御用達の「ロイヤルワラント」を授かります。

1967年 パリのショーにおいて、コートの裏地以外では初めて
    バーバリーチェックを採用した傘を発表し、その後はマフラーやバッグにも採用していきます。

1990年代 日本の三陽商事とライセンス契約締結。
    「ブルーレーベル」等の若者向けのラインナップを展開。
    (現在は契約を終了、ラグジュアリ路線へ方向転換を図っています)

2006年 アメリカとイギリスでオンラインショップをスタートさせます。

2007年 オンラインショップ、ヨーロッパ全土へ拡大。

2016年 「バーバリーロンドン」「バーバリーブリッド」「バーバリーブロッサム」の三つのラインを、
    「バーバリー」のレーベルに統合します。

2017年 セリーヌ、ジバンシー等でCEOとして活躍していた、マルコ・コベッティ氏が
    CEOとして加入します。

2018年 リカルド・ティッシ氏がCCOに就任。

このように、バーバリーは伝統と革新を兼ね備えたブランドであり、

今回のバッグもその歴史の一部を感じさせる上質なレザーが使用されています。

③ ダメージ箇所の詳細

今回のバッグでは、以下のようなダメージが確認できました。

特に目立っていたのは以下の点です。

 底部四隅のスレ傷 バッグを置くたびに擦れやすい部分で、色落ちと表面の荒れが顕著でした。

 

本体のくすみ・汚れ ぱっと見は綺麗に見えても、実際には細かな汚れが蓄積し、

レザー特有のツヤが失われていました。

乾燥による質感の低下 油分が抜けて硬くなり始めており、

このまま放置するとひび割れにつながる危険性があります。

重症になる前に当店にご相談下さい!

   

● 底部四隅のスレ傷

バッグの四隅は最もダメージが出やすい部分です。色落ちや表面の荒れが進んでおり、

このまま使用を続けるとひび割れにつながる可能性がありました。

● 本体の汚れ・くすみ

長年の使用で蓄積した汚れが表面に残り、レザー本来のツヤが失われていました。

クリーニングだけでは落としきれない汚れもあり、染め直しが必要な状態でした。

● レザーの乾燥

 

油分が抜けて硬くなり始めており、放置すると深いひび割れの原因になります。

早めのメンテナンスが非常に重要です。

④ 当店の施工工程

研究所では、単に色を塗って隠すだけの簡易的な施工は行いません。

レザーの状態を根本から整え、長く使えるようにするため、以下の5工程で丁寧に仕上げます。

1. クリーニング(脱脂)

専用クリーナーで表面の汚れを丁寧に落とします。

汚れをしっかり落とすことで、後の染め直しの仕上がりが格段に良くなります。

2. スレ傷補修

革研究所独自開発の補修材を使用し、スレや傷を丁寧に埋めてフラットな状態に整えます。

この工程の丁寧さが、最終的な仕上がりの美しさを大きく左右します。

3. 下地処理

色のノリを良くするための下地材を塗布します。

スレて色が抜けた部分にも均一にカラーが乗るように調整します。

4. 調色・染め直し

バッグ内部の色褪せていない部分を参考に、オリジナルに近い色を調色します。

少しずつ丁寧に色を重ね、ムラなく自然な仕上がりに整えます。

5. 色止め・仕上げ

最後にコーティングを施し、色移りや退色を防止します。

ツヤ感も調整できるため、今回は「新品に近い自然なツヤ」で仕上げました。

⑤ 施工後の仕上がり

    

施工後のバッグは、全体にツヤが戻り、レザー本来の上質さが蘇りました。

 

   

底部のスレ傷もほとんど目立たなくなり、均一で美しい色合いに仕上がっています。

 

オーナー様からも「新品みたいで嬉しい!これからも大切に使います」と大変喜んでいただきました。

⑥ 当店のサービスとご依頼方法

研究所が開発した“革リペア専用”の塗料や溶剤によって、

これまで「さすがにこれは直らないかも…」と思われていたキズやスレも、

しっかり補修できるようになりました。

バッグの持ち手・ファスナー交換といった縫製修理はもちろん、

革ソファ、バッグ、財布、小物、革靴やブーツ、革ジャン、革コート、車の革シートやハンドルまで、

革製品なら幅広く対応できます。部分的な張り替えや色替えも可能なので、革

に関する“困った”はまとめてお任せいただけます。

長年の経験と他では真似できないノウハウを活かしながら、

今も革の研究と開発を続けています。

お預かりした大切なアイテムは、職人が一点ずつ丁寧に仕上げますので、

安心してお任せください。

 

当店では、レザーアイテムのカラーチェンジの行っております。
「お気にいりのレザーアイテム、ちょっとあきてきたかも?」とか、
「汚れ、色褪せが目立ってきた」なんて時に、思い切って別のカラーにするのもアリかもです!
カラーチェンジにあたって、いくつかの条件がありますので、ご紹介させて頂きます。

・元色、または変色した部分よりも濃い色合いにチェンジに限ります!
  (元色よりも薄い色にした場合、下地の色の方が強い為、塗装してから時間が経つと、
   下地の色が浮かび上がってくる可能性があります)

技術的には濃い色から薄い色に変える事も可能なんですが、
このようなトラブルが起こる可能性を避ける為、
カラーチェンジは元の色よりも濃い色にする事になります。
詳細は、お品物を拝見してから相談させて頂きたいと思います。

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お問い合わせやご相談は、下記のQRコードから【LINE】友達登録をして頂き、
トークからご相談内容をお知らせいただければ、
迅速に確認させていただき、当店より返信させて頂きます。

ご依頼方法は、当HPトップにある「革修理の流れ」に詳しく説明させて頂いております。
宅配便等でお送り頂く際は、「お申込書PDFダウンロード」でプリントアウトした書類に
ご記入頂き、同梱して頂ける様にお願いいたします。

修理の基本的な料金表は、HPトップページ上部の【革修理料金】にご案内があります。

(実際のリペア内容は、現物の状態やご依頼内容によって施工内容が都度異なります。)

「ベース施工」とは【クリーニング+スレ傷補修+染め直し+色止め加工】が含まれるコースです。

(汚れにより落ちないものもあります。)

価格表はあくまでも基本的な設定となります。

「こんなダメージなんだけど?」「直るのかな」といった疑問は、お気軽にお問い合わせください。

お客様と施工内容を打ち合わせをさせて頂き、ご予算をお伺いした上で、柔軟にお見積りさせて頂きます。

*実際の補修は、お品物の状態やご依頼内容によって

 施工内容が一つ一つ異なります。

 お品物の状態、施工範囲、施工方法、難易度などを加味して

 施工内容と価格のご提案させて頂きます。

まずは、当店にご相談ください!

ご相談、お見積りは無料です。

宅配便で全国から受付可能です!

ホームページURL : https://kyoto-s-kawa-kenkyujyo.com/
Mail:info@kyoto-s-kawa-kenkyujyo.com

 

    革研究所京都上京区店

  京都市上京区七本松通一条上がる末之口町1000-8

   多田マンション103

 (コーナン西陣上七軒店様の南隣の白いマンションの1Fになります)

  電話 075-406-0609

※納品等で外出している可能性もございますので、

 ご来店の場合は事前におおよその日時をお知らせ頂ければ幸いでございます。

ソファー等の移動困難な物は、出張見積もりも対応可能です。

出張可能エリア

京都市全域(北区 上京区 左京区 右京区 中京区 東山区 下京区 西京区 南区 山科区)
亀岡市 宇治市 久御山町 木津川市 向日市 長岡京市 八幡市 南丹市
井手町 宇治田原町 笠木町 和束町 京丹波市 精華町 大山崎町 福知山市 京丹後町
宮津市 舞鶴市 南山城村 京田辺市 京北、美山地区 枚方市 交野市 大津市 高槻市 
島本町 城陽市 草津市 高島市 おおい市 高浜市 小浜市 若狭町 美浜町 敦賀市

公共交通機関でのご来店

JR嵯峨野線 二条駅より徒歩26分(2.0Km)

 嵐電(京福電鉄) 北野白梅町駅より徒歩12分(600m)
 京都市バス 上七軒より徒歩3分(280m)
    (52系統のバス停は目の前です)

お車でのご来店

各高速ICから国道1号線「堀川五条」交差点を北へ⇒ 「堀川今出川」交差点を西へ左折(信号左手前に西陣織会館があります )⇒ 「上七軒」交差点を南へ左折 (セブンイレブン、スーパーKOHYO、サイクルショップKONSがあります) ⇒ 200m直進 ⇒ 進行方向右手、コーナン西陣上七軒店」の南隣の白いマンションの1Fが当店になります。
*当店には専用駐車場がありません。近隣駐車場をご利用下さい!!

 

今回も、当店のブログにお付き合い頂き、誠に有難うございました!!

 

施工期間の目安

 ソファーの染め直し/カラーチェンジ施工      約1ケ月~2ケ月

 ソファーの部分張替え             約1ケ月

 ソファー全面張替え施工            約2ケ月

 ダイニングチェア張替え施工          約1ケ月

 レザーアパレルの染め直し施工       約1ケ月~1ケ月半

 エナメル製品の修理施工            約1ケ月半

 バッグ持ち手/ショルダー作製交換          約1ケ月

 バッグ持ち手/ショルダーの付け根作製交換      約1ケ月

 ファスナーやスライダーの交換             約1ケ月

 財布等の引手き作製、交換               約1ケ月

 ジャケット等の縫製修理                約1ケ月半

 パイピング交換                  約1ヶ月半~2ヶ月

 バッグ、衣料の内袋・内張り交換          約1ケ月~1ケ月半

革修理対応製品

革修理対応製品

革鞄・バック修理

革鞄・バック

革の鞄(カバン)のスレやキズの補修、変色、革の色を変える(カラーチェンジ)までお任せください。VUITTON(ヴィトン)GUCCI(グッチ)等の革ブランド品も修理可能です。

財布・小物修理

財布・小物

革財布(サイフ)、小銭入れ、キーケース等の小物全般の革のキズ、スレをキレイに修理いたします。CHANEL(シャネル)GUCCI(グッチ)等のブランド革小物の修理ももちろんOKです。

革靴・ブーツ修理

革靴・ブーツ

男性物の革靴、女性物のブーツ等靴の革修理(スレ・キズの補修)も可能です。思い出の有る革靴等の修理はお任せください。もちろん革靴の修理に関してもブランド靴の修理可能です。

革衣類修理

革衣類

革ジャン、革コート・革のジャケット等革衣類の修理、補修もお任せください。部分的なスレ・キズの補修から、革全体の色を変える(カラーチェンジ)まで幅広く対応いたします。

ソファー・椅子修理

ソファー・椅子

革ソファー・革の椅子の修理実績も多数ございます。痛み具合によっては革の張替えも可能です。カッシーナ(CASSNA)等のブランドソファー修理もお気軽にご相談ください。

自動車内装修理

自動車内装

自動車の革ハンドル・革シートの修理(リペア)も可能です。ベンツ・BMWなどの高級外車から、国産の自動車まで数多くの修理実績がございますのでお気軽にお問合せください。

店舗情報

革研究所 京都上京区店

所在地 〒602-8382
京都府京都市上京区末之口町1000-8 多田マンション103
TEL:075-406-0609

対応エリア
京都府 京都市近隣エリア

当店の革修理は革の事を知り尽くした熟練職人が一点一点丁寧に修理・補修いたします。思い出の有る大切な革製品を安心してお任せください。また、ブランド品(VUITTON・CHANEL・GUCCI等)の革修理経験も豊富です。革のキズやスレの補修はお任せください。革修理の御見積やお問合せはもちろん無料です。

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