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革修理ブログ
2026/11/05
京都/エルメス アメダバ ディアゴ 修理のご紹介です。
Hermès(エルメス)アメダバ ディアゴ 再生リペアをご紹介します。
革研究所 京都上京区店のナカガワでございます。
いつも当店のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は、エルメスの人気トートバッグ「アメダバ ディアゴ」の再生修理をご紹介いたします。
長年大切に愛用されてきたバッグだからこそ刻まれる味わいがあります。
しかしその一方で、日々の使用とともに避けられない傷や擦れ、
レザーの乾燥などが少しずつ蓄積してしまいます。
そんなエルメスならではの上質な素材と美しい佇まいを、
もう一度蘇らせるお手伝いをさせていただきました。
それでは施工の様子をご紹介いたします。
目次
① 施工前の状態
② ダメージの詳細画像
③ エルメスについて
④ 施工後のご紹介
まずは施工前の状態をご覧ください。
全体的に経年使用による擦れや小傷が見受けられ、レザー表面には乾燥による劣化も進行していました。
バッグそのものの形状はしっかり保たれているものの、
エルメス特有の上質感や気品が少し失われている印象です。
お客様とのお打ち合わせでは、
「持ち手と開口部の革が割れてみっともないので、綺麗になおしたい」
とのご希望をいただきました。
そこで今回は、
口革部分のレザー交換
持ち手ハンドル 交換
という内容で施工を進めさせていただくこととなりました。
特にダメージが大きかったのが口革部分です。
長年の使用による摩擦と乾燥の影響でレザーが硬化し、
一部にはひび割れや破れが発生していました。
ハンドル部分
持ち手部分にも同様の症状が見られました。
毎日手に触れる場所だからこそ、擦れや色落ちが目立ちやすく、
レザー本来の美しさが失われていました。
内装ポケット
さらに内装についてお話を伺うと、
「以前に破れてしまったため、自分で切り取って使っていた」
とのことでした。
せっかく外装を美しく再生するのであれば、内装も同時に復元してあげたいところです。
そこで口革交換のタイミングに合わせ、内装ポケットも再製作するご提案をさせていただいたところ、
快くご依頼いただくこととなりました。
今回ご依頼いただいたエルメスについて、少しだけご紹介したいと思います。
1837年、ティエリ・エルメスによってパリで創業されたエルメスは、
もともと高級馬具工房としてその歴史をスタートさせました。
馬具づくりで培われた卓越したレザー技術と職人精神は、
約190年近く経った現在もブランドの根幹として受け継がれています。
1892年には後のバーキンの原型ともいわれる「オータクロア」を発表。
1935年には現在のケリーバッグの原型となる「サック・ア・クロア」が誕生しました。
さらに1937年にはエルメスを象徴するシルクスカーフ「カレ」が登場し、
1938年には今なお絶大な人気を誇る「シェーヌ・ダンクル」が発表されます。
その後もバッグやレザーグッズ、プレタポルテ、ジュエリーなど多彩な分野で革新を続けながら、
世代にわたりファミリー経営を継続。
大量生産では決して実現できないクラフトマンシップを大切にしながら、世界中の人々を魅了し続けています。
エルメスが特別な存在であり続ける理由は、単なるラグジュアリーブランドではなく、
「本物の職人技術」を守り続けているからなのかもしれません。
それではご覧ください。
ハンドル部分
持ち手部分は元の形状を再現し、握った際の違和感もなく、気持ちよくお使いいただける状態へと再生いたしました。
口革部分
口革部分は同質感のレザーを使用して再構築。
持ち手と同じレザーを使用し、
オリジナルの雰囲気を損なわない自然な仕上がりを目指しました。
内装ポケット
切り取られていた内装ポケットも復元。
オリジナルに近い形状と使い勝手を再現することで、違和感のない自然な仕上がりとなっています。
いかがでしょうか。
エルメスが本来持つ「気品」と「風格」を再び感じていただけるよう丁寧に再生を行いました。
上質なレザー製品は適切なメンテナンスを施すことで、何十年にもわたり愛用していただくことが可能です。
思い出の詰まったバッグだからこそ、買い替えるのではなく蘇らせるという選択肢があります。
これからも新たな気持ちで、末永くご愛用いただければ幸いです。
エルメスのバッグ修理・カラー再生・革交換・内装修復でお悩みの方は、
ぜひ革研究所 京都上京区店までお気軽にご相談ください。
革研究所 京都上京区店では、エルメスをはじめとする高級ブランド製品の素材や構造、歴史的背景まで理解したうえで、
一点一点丁寧に施工を行っております。
擦れや色あせ、ひび割れ、ハンドル交換、内装交換など、様々な症状に対応しております。
大切なお品物をこれから先も長くご愛用いただくために、最適なご提案をさせていただきます。
エルメスのバッグ修理・染め直し・レザー交換をご検討の際は、
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皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。
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(コーナン西陣上七軒店様の南隣の白いマンションの1Fになります)
電話 075-406-0609
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ご来店の場合は事前におおよその日時をお知らせ頂ければ幸いでございます。
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お車でのご来店
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「上七軒」交差点を南へ左折 (セブンイレブン、スーパーKOHYO、サイクルショップKONSがあります) ⇒ 200m直進 ⇒
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今回も当店のブログをお読みいただき、ありがとうございました!
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