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2026/07/24

ボッテガヴェネタ修理/革研究所京都の施工事例紹介です。

ボッテガ・ヴェネタ ラウンドジップ長財布をお持ち込み頂きました。

革研究所 京都上京区店のナカガワでございます。
今回は、ボッテガ・ヴェネタのラウンドジップ長財布に発生した
ファスナー不良の修理事例をご紹介いたします。

毎日使うお財布は、収納道具であると同時に、
“持ち主の印象や気分を左右する大切なアイテム” でもあります。

気に入って使っていても、角スレや色褪せは避けられません。
「買い替えるほどではないけれど、このまま使うのは気になる」
そんな状態のまま、使用頻度が減ってしまうこともあります。

しかしレザー製品は、
適切なメンテナンスで十分に再生できるアイテム です。
状態に合わせて補修を行えば、見た目も使い心地も大きく改善します。

◆ こんなお悩みに対応しています。
角スレが目立ち、使うたびに気になる

色褪せで古びた印象になってきた

細かなキズが増え、清潔感が損なわれてきた

ファスナーやボタンが壊れてしまい、使えない状態になった

革製品は傷むと「もうダメかもしれない」と思いがちですが、
専門的な補修を行うことで、驚くほど整います。

目次
① ボッテガ・ヴェネタについて
② BEFORE(施工前の状態)
③ ダメージの詳細
④ AFTER(施工後の状態)

① ボッテガ・ヴェネタって?簡単に。
1966年、イタリア北部ヴェネト州で誕生したボッテガ・ヴェネタ。
ロゴを主張しない“静かなラグジュアリー”の象徴として知られ、
その佇まいは今も変わらず、静かに、そして確かに人々を魅了し続けています。

ブランド名は
ボッテガ=工房 + ヴェネタ=ベネチアの。
職人の手仕事を何よりも尊ぶ姿勢が、名前そのものに宿っています。

そして、ブランドを象徴する言葉が
“When your own initials are enough”
「自分のイニシャルだけで充分」

ロゴではなく“質”で語るという信念は、創業以来一貫しています。

2022年:サーティフィケート・オブ・クラフト導入

2023年:職人育成機関「アカデミア・エ・インジェニウム」設立

2026年:創業60周年を迎える

未来へと続く職人文化を、丁寧に育て続けるブランドです。

イントレチャート とは?
多くの人が「ボッテガといえば」と思い浮かべるのは、
レザーを格子状に編み込んだ美しいデザイン、イントレチャート。

イントレチャートの起源と意味
「イントレチャート」とはイタリア語で“編まれたもの”を意味し、
トスカーナ地方に古くから伝わる、短冊状の革を丁寧に編み込む伝統技法を指します。

つまりこの技法は、ボッテガが新しく生み出したものではなく、
イタリアの手仕事文化に根ざした、由緒ある技法なのです。

イタリアでは「イントレチャート=手編みのバッグ」というイメージが一般的で、
羊革や牛革など、さまざまな素材が用いられてきました。

ボッテガがイントレチャートを選んだ理由
ボッテガ・ヴェネタがこの技法を採用したのは1975年。
その背景には、少し意外な理由があります。

当時の工房には、
硬いレザーを縫えるほど強力なミシンがなかったのです。

そこで、縫うのではなく革を編み込むことでバッグを仕立てる方法として、
イントレチャートが選ばれました。

結果としてこの技法は、
ブランドのアイデンティティを形づくる大切な要素となりました。

 技術そのものが“ロゴ”になるという美しさ
ボッテガ・ヴェネタは創業以来、
大きなロゴやモノグラムで存在感を示すことを避けてきました。

しかし今では、
イントレチャートそのものが“見えないロゴ”として世界に認識されています。

ロゴは模倣されやすいものですが、
イントレチャートは均一なテンション、革質の見極め、指先の感覚等々、
高度な職人技が不可欠で、簡単には真似できません。

まさに、
「技術そのものがロゴの代わりになる」
――これこそがボッテガ・ヴェネタの揺るぎない強さです。

② BEFORE|施工前の状態
イントレチャートが印象的なロングウォレット。
構造上、ファスナー不良は比較的多いトラブルです。

今回は
「気が付いたら持ち手が無くなっていた」
という症状でご相談いただきました。

③ ダメージの詳細


スライダーが割れてしまい、持ち手を紛失した状態です。
開閉が非常にしづらく、日常使いではストレスが溜まるレベルでした。

④ AFTER|施工後
それではご覧ください。

   

スライダーを新品へ交換し、
持ち手は レザーで純正に近い形状を新規作成 して取り付けました。
(新品時は金属製の持ち手ですが、お客様とご相談のうえ、
今回はレザー仕様で仕上げています)

写真では伝わりにくいのですが、
開閉は新品同様にスムーズになっています。

いかがでしょうか??
お気に入りのお財布は、修理を施すことで再び気持ちよく使えるようになります。
「まだ使いたい」「思い入れがある」そんなお品こそ、
専門店でのメンテナンスが大きな価値を発揮します。

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その後、「お申込書PDFダウンロード」より書類を印刷していただき、
必要事項をご記入のうえ、修理品とご一緒に 同梱してお送りください。

ご相談やお見積りは 無料 で承っております。
宅配便にて 全国よりご依頼いただけます ので、遠方のお客様もどうぞご安心ください。
ホームページURL : https://kyoto-s-kawa-kenkyujyo.com/
Mail:info@kyoto-s-kawa-kenkyujyo.com

        革研究所京都上京区店

  京都市上京区七本松通一条上がる末之口町1000-8

   多田マンション103

 (コーナン西陣上七軒店様の南隣の白いマンションの1Fになります)

  電話 075-406-0609

※納品等で外出している可能性もございますので、

 ご来店の場合は事前におおよその日時をお知らせ頂ければ幸いでございます。

今回も当店のブログを御覧頂き、ありがとうございました。

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