革修理ブログ

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2026/06/20

京都☆GUCCIバッグ修理のご紹介です。

GUCCI ミニドームバッグ のリペアをご相談頂きました。
いつも革研究所 京都上京区店のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

当店では、バッグやお財布、レザージャケットなどのレザーアイテムはもちろん、
合成皮革や布製品のクリーニング・修理にも幅広く対応しております。
大切な思い出の品や、長く寄り添ってきた愛用品のご相談も、どうぞ気軽にお寄せください。

目次
① GUCCIの簡単な年表

② 施工前の状態

③ ダメージ部分の詳細

④ 施工後の仕上がり

① GUCCIの世界一簡単な年表
1921年、グッチオ・グッチがフィレンツェに開いた小さなラゲージショップから、
GUCCIの物語は静かに始まりました。

英国スタイルのラゲージ、馬具、そして旅を彩る革製品。
そのクラフツマンシップは時代を超えて受け継がれ、
1940年代には象徴的な「バンブーハンドル」が誕生します。

1961年には“ジャッキー”が登場し、
2代目アルド・グッチによって“GGマーク”が生み出され、
ブランドのアイデンティティが確立されていきました。

その後もトム・フォード、フリーダ・ジャンニーニ、アレッサンドロ・ミケーレといった
才能豊かなクリエイターたちがブランドを牽引し、
2022年にはサバト・デ・サルノが新たな息吹を吹き込んでいます。

② 施工前の状態
今回お預かりしたのは、
鮮やかなオレンジが印象的な GUCCI ミニドームバッグ。

   

一見すると美しい佇まいを保っていますが、
よく目を凝らすと、長く寄り添ってきた証が静かに刻まれていました。

経年による黒ずみ

日焼けによる退色

底面コーナーのスレ

お客様からは
「購入当時のような鮮やかなオレンジに戻したい」
というご希望をいただき、
今回は 全体のキズ補修と同色染め直し を行うことに。

③ ダメージ部分の詳細
GUCCIの鮮やかなカラーは、持つ人の個性を引き立てる一方で、
日焼けやスレが目立ちやすい繊細な一面もあります。

   

コーナーのスレが目立ちます。

   

 

    

表面の細かなキズや日焼けによる退色がありますね。

 

これらを丁寧に見極めながら、
バッグ本来の気品を損なわないよう慎重に工程を進めていきます。

施工工程 ― 革研究所の5ステップ
1. クリーニング(脱脂)
専用クリーナーで汚れと油分を優しく取り除き、
レザーが本来持つ質感を整えます。

2. キズ補修
独自開発の補修材でスレやキズを丁寧に埋め、
滑らかな表情へと整えていきます。

3. 下地処理
カラーの密着を高めるため、
研磨カスや油分をしっかりと除去し、下地材を均一に塗布します。

4. 調色・着色
バッグ内部の退色していない部分を基準に、
お客様だけの“オーダーメイドカラー”を調色。
少しずつ丁寧に色を重ね、ムラのない美しい仕上がりへ。

5. 色止め・仕上げ
カラーをしっかりと定着させるコーティングを施し、
ツヤ感は「上品に、控えめに」。
大人の女性にふさわしい、落ち着いた輝きに整えました。

④ 施工後の仕上がり

それでは御覧ください!

   

仕上がったバッグは、
まるで時を巻き戻したかのような美しさを取り戻しました。

    

均一で鮮やかなオレンジ、滑らかに整った表面が美しいですね。

   

 

    

コーナーのスレもほぼ目立たない状態になりました。

   

ハンドル、ショルダーベルトも鮮やかに蘇りました。

GUCCIらしい“気品”と“存在感”が再び息を吹き返し、
お客様にも大変喜んでいただけました。

いかがでしょうか??

大切なレザーアイテムのご相談は、革研究所 京都上京区店へ
ブランド品に限らず、
思い出の詰まったバッグやジャケットなども丁寧に修復いたします。

大切なバッグが、これからもオーナー様の毎日に寄り添えますように。
ご依頼いただき、心より感謝申し上げます。

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今回も当店のブログをお読みいただき、ありがとうございました!

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