革修理|京都 ソファー・椅子・バッグ等革修理は革研究所
革修理ブログ
2026/08/29
京都/レザーベルトのカラーチェンジ施工をご紹介します。
サルバトーレ・フェラガモ レザーベルト
再生リペアのご紹介(カラー変更+補修)
今回も当店のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
革研究所 京都上京区店のナカガワです。
当店では、レザージャケット・パンツ・シューズ・バッグ・革小物まで、
幅広い革製品の修理・補修・染め直し・クリーニングを承っております。
レザー製品はもちろん、合成皮革や布製アパレルのリペアにも対応しておりますので、
「これ直せるかな?」というお品でも、どうぞお気軽にご相談ください。
①フェラガモの歴史紹介
靴職人の情熱から始まった、イタリアンラグジュアリーの確かな系譜
イタリアを代表するラグジュアリーブランド「フェラガモ」。
その端正なデザインと品格ある佇まいは、
ビジネスシーンからフォーマルな場面まで幅広く支持され、
大人の男性にとっても“信頼できるブランド”として長く愛されています。
現在の洗練されたブランドイメージの裏側には、
ひとりの靴職人が生涯をかけて追求した技術と哲学、
そして家族が受け継いできた揺るぎない精神があります。
■ 貧しい農家に生まれた少年が、靴作りに人生を見出す
創業者サルヴァトーレ・フェラガモは、
1898年にイタリア南部ボニートで誕生しました。
14人兄弟の11番目という環境で育ちながら、幼い頃から靴作りに強い関心を抱きます。
9歳で妹のために初めて靴を作り、11歳には地元で小さな靴屋を開業。
「自分の技術で誰かを喜ばせたい」という純粋な思いが、
彼の職人としての原点となりました。
この“他者のために作る”という姿勢は、
現在のフェラガモのブランド哲学にも深く息づいています。
■ ハリウッドで“スターの靴職人”として名声を確立
15歳で単身アメリカへ渡ったフェラガモは、
映画産業が急成長していたカリフォルニア州サンタバーバラで映画用の靴作りに携わります。
彼の靴は瞬く間にハリウッドスターの間で評判となり、
メアリー・ピックフォード、ルドルフ・ヴァレンティーノなど名だたる俳優が顧客となりました。
この時期、フェラガモは解剖学を学び、足の構造や重心バランスを徹底的に研究。
「美しさだけでなく、履き心地も完璧であるべき」という信念はここで確立されます。
長時間履いても疲れにくい靴を追求する姿勢は、現代のフェラガモにも受け継がれています。
■ 1927年、イタリアでブランドを創業
ハリウッドで成功を収めたフェラガモは、1927年にイタリアへ帰国しブランドを創業。
婦人靴を中心に展開しながら、履き心地の良さと足に優しい設計を追求し続けました。
その結果、数百にも及ぶ特許を取得し、靴作りの世界に革新をもたらします。
世界恐慌で一度は倒産の危機に直面するものの、顧客の強い支持によりブランドは復活。
戦前にはイタリアを代表する婦人靴メーカーへと成長しました。
■ 創業者の死後も続く、家族によるブランド継承
サルヴァトーレの死後、妻と子どもたちがブランドを引き継ぎ、
靴だけでなくバッグ、財布、香水、プレタポルテへと事業を拡大。
ガンチーニ金具を用いたバッグやベルトは、
フェラガモを象徴するアイコンとして世界中で愛されています。
控えめでありながら確かな存在感を放つデザインは、男性の装いにも自然に馴染みます。
2022年にはブランド名を「フェラガモ」に短縮しロゴを刷新。
よりモダンで洗練された印象へと進化し、若い世代からの支持も広がっています。
■ 現代のフェラガモが男性から支持される理由
フェラガモが長く愛され続ける理由は、創業者の哲学が今も揺るぎなく存在するからです。
職人技を尊重する姿勢
履き心地と美しさの両立
時代に合わせた進化と挑戦
クラシカルで品格あるデザインは、ビジネスにもフォーマルにも対応し、
“伝統”と“革新”を両立させるブランドとして、
世界中の男性から信頼を得ています。
② BEFORE(施工前の状態)
まずは施工前の状態をご覧ください。
オーナー様からは
「色褪せや汚れが目立つので、濃い色に変えたい」
とのご要望をいただきました。
今回は、
一部縫製のほつれ補修
見本帳から選んでいただいたカラーへのカラーチェンジ
この2点を中心に施工させていただきました。
③ ダメージ部分の詳細
元はピンク系のカラーだったようですが、
経年による日焼け・汚れ・退色でオレンジがかった色味に変化していました。
全体にスレが見られ、このまま使用を続けると
やがて ひび割れ に進行してしまう可能性があります。
ひび割れが起きる前の段階での補修が、
革製品を長く使うための大切なポイントです。
今回はオーナー様より
「出来るだけ綺麗にしてほしい」とご了承をいただき、
最適な方法で施工を進めました。
④ 施工内容(5つの工程)
当店では、単純な“上から塗るだけ”の施工は行いません。
革の状態を整え、長く使える仕上がりを目指して、以下の5工程で丁寧にケアします。
1:クリーニング(脱脂)
リブやコバを丁寧にマスキングし、
専用クリーナーで表面の汚れ・油分を除去します。
クリーニング後の状態を一度ご確認いただき、
染め直しへ進むかどうかの判断も可能です。
2:キズ補修(フラット処理)
最終仕上がりを左右する重要工程です。
革研究所独自開発の補修材を使用し、
スレ・キズ・コバのダメージを丁寧に補修して平滑な状態を作ります。
3:下地処理
カラーのノリを良くするための下準備です。
変色部分やコーティングの薄い箇所に下地材を塗布し、
均一に色が入るよう整えます。
4:調色・着色(オーダーメイドカラー)
革研究所の真骨頂ともいえる工程です。
内側の退色していない部分を参考に、
オーナー様のご希望の色を一点モノとして調色します。
少しずつ丁寧に着色と乾燥を繰り返し、
ムラなく美しいカラーへ仕上げます。
5:色止め・トップコート(ツヤ調整)
カラーを定着させるコーティング工程です。
事前に打ち合わせた「あまりテカりすぎないツヤ」になるよう、
ツヤ感を細かく調整しながら仕上げました。
この工程によって、耐久性が大きく向上します。
落ち着いた パープルカラー に生まれ変わり、
高級感のある雰囲気になりました。
いかがでしょうか??
色褪せやスレが解消され、
心機一転、気持ちよくご使用いただける状態に仕上がっています。
革製品は、適切なケアを施すことで驚くほど状態が改善し、見た目も機能性も大きく向上します。
「そろそろ買い替えた方がいいのか…」と迷うようなアイテムでも、
実際に状態を確認すると、まだ十分に使えるケースは多くあります。
まずは一度ご相談いただければ、素材の特性・使用環境・劣化の進行度を踏まえ、
最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
【クラウンメンテナンスキットのご紹介】
革製品は、ビジネスバッグ・財布・靴・小物など、日常の中で頻繁に触れるアイテムが多く、
使い方や環境によってコンディションが大きく変わる素材です。
見た目の印象だけでなく、耐久性や使い心地にも直結するため、定期的なケアは“長く使うための投資”と言えます。
革は使い込むほどに柔らかさや風合いが増し、持ち主の使い方に合わせて変化していく素材です。
その魅力を最大限に引き出すためには、汚れを落とし、油分と水分のバランスを整えることが欠かせません。
革研究所 京都上京区店では、修理・補修だけでなく、
ご自宅で本格的なケアができるメンテナンスグッズも取り揃えています。
「修理してきれいになったから、今後は状態を維持したい」
「自分でケアしたいが、何を使えばいいのか判断しづらい」
こうしたお客様の声をもとに開発されたのが、
当店おすすめの クラウンシリーズ・メンテナンスキット です。
● クラウン メンテナンスキット(150ml)
自宅でしっかりケアしたい方に向けたフルセット。
クリーナー、オイル、スポンジ、クロス、マニュアルが揃っており、
革の汚れ落とし・保湿・コンディション調整まで一通り行えます。
ビジネスバッグや財布、革靴など、複数のアイテムをまとめてケアしたい方にも最適です。
「まずは基本をしっかり整えたい」という方にとって、最も使いやすい構成になっています。
● クラウン クリーナー&オイルセット(30ml)
持ち運びやお試しに便利なコンパクトセット。
出張・旅行・外出先でも気軽にケアでき、
小物や財布など、ちょっとしたメンテナンスにも使いやすいサイズです。
◆なぜメンテナンスが必要なのか?
革は「呼吸する素材」と呼ばれるほど繊細で、 季節の移り変わりや室内の湿度、日差しの強さ、日常の摩擦など、
ほんの少しの環境の違いにも敏感に反応します。
まるで生きているように状態が変化し続けるため、 扱い方や保管の仕方によって、見た目や質感が大きく左右されます。
そのまま何もせずに使い続けてしまうと、 乾燥によるひび割れ、紫外線による色あせ、
硬化によるごわつきなどの劣化がゆっくりと進行し、 せっかくの美しい風合いが損なわれてしまいます。
見た目の変化だけでなく、革本来の柔らかさや耐久性にも影響が出るため、 長く愛用したい方ほど、日々のケアがとても重要になります。
そこで役立つのが、定期的なクリーニングと保湿です。 ほんの少し手をかけるだけで、次のような大きなメリットが得られます。
色あせやひび割れを防ぎ、上品で美しい印象を長く保てる
革本来のしなやかさが維持され、使うたびに心地よさを感じられる
汚れが付着しにくくなり、扱いやすさが向上するため日常使いが快適になる
買い替えの頻度が減り、結果としてコストパフォーマンスが高くなる
特に修理後は、革がもっとも整った“理想的な状態”になっています。
この美しいコンディションを長く楽しむためにも、 ご自宅でのちょっとしたケアが驚くほど効果的です。
専門店で仕上げた美しさを守りながら、 革を育てていくような感覚で、より愛着が深まっていきます。
お問い合わせ方法
ご相談やお問い合わせは、下記QRコードからLINE友だち登録をしていただき、
トーク画面からご相談内容と画像をお送りください。
ご依頼方法は、当HPトップにある「革修理の流れ」に詳しく説明させて頂いております。
宅配便などでお品物をお送りいただく際は、
事前に LINE またはお電話にてご一報 くださいますようお願い申し上げます。
その後、「お申込書PDFダウンロード」より書類を印刷していただき、
必要事項をご記入のうえ、修理品とご一緒に 同梱してお送りください。
ご相談やお見積りは 無料 で承っております。
宅配便にて 全国よりご依頼いただけます ので、遠方のお客様もどうぞご安心ください。
ホームページURL : https://kyoto-s-kawa-kenkyujyo.com/
Mail:info@kyoto-s-kawa-kenkyujyo.com
革研究所京都上京区店
京都市上京区七本松通一条上がる末之口町1000-8
多田マンション103
(コーナン西陣上七軒店様の南隣の白いマンションの1Fになります)
電話 075-406-0609
※納品等で外出している可能性もございますので、
ご来店の場合は事前におおよその日時をお知らせ頂ければ幸いでございます。
今回も当店のブログを御覧頂き、ありがとうございました。
施工期間の目安
ソファーの染め直し/カラーチェンジ施工 約1ケ月~2ケ月
ソファーの部分張替え 約1ケ月
ソファー全面張替え施工 約2ケ月
ダイニングチェア張替え施工 約1ケ月
レザーアパレルの染め直し施工 約1ケ月~1ケ月半
エナメル製品の修理施工 約1ケ月半
バッグ持ち手/ショルダー作製交換 約1ケ月
バッグ持ち手/ショルダーの付け根作製交換 約1ケ月
ファスナーやスライダーの交換 約1ケ月
財布等の引手き作製、交換 約1ケ月
ジャケット等の縫製修理 約1ケ月半
パイピング交換 約1ヶ月半~2ヶ月
バッグ、衣料の内袋・内張り交換 約1ケ月~1ケ月半
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革鞄・バック修理

革の鞄(カバン)のスレやキズの補修、変色、革の色を変える(カラーチェンジ)までお任せください。VUITTON(ヴィトン)GUCCI(グッチ)等の革ブランド品も修理可能です。
財布・小物修理

革財布(サイフ)、小銭入れ、キーケース等の小物全般の革のキズ、スレをキレイに修理いたします。CHANEL(シャネル)GUCCI(グッチ)等のブランド革小物の修理ももちろんOKです。
革靴・ブーツ修理

男性物の革靴、女性物のブーツ等靴の革修理(スレ・キズの補修)も可能です。思い出の有る革靴等の修理はお任せください。もちろん革靴の修理に関してもブランド靴の修理可能です。
革衣類修理

革ジャン、革コート・革のジャケット等革衣類の修理、補修もお任せください。部分的なスレ・キズの補修から、革全体の色を変える(カラーチェンジ)まで幅広く対応いたします。
ソファー・椅子修理

革ソファー・革の椅子の修理実績も多数ございます。痛み具合によっては革の張替えも可能です。カッシーナ(CASSNA)等のブランドソファー修理もお気軽にご相談ください。
自動車内装修理

自動車の革ハンドル・革シートの修理(リペア)も可能です。ベンツ・BMWなどの高級外車から、国産の自動車まで数多くの修理実績がございますのでお気軽にお問合せください。

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当店の革修理は革の事を知り尽くした熟練職人が一点一点丁寧に修理・補修いたします。思い出の有る大切な革製品を安心してお任せください。また、ブランド品(VUITTON・CHANEL・GUCCI等)の革修理経験も豊富です。革のキズやスレの補修はお任せください。革修理の御見積やお問合せはもちろん無料です。