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革修理ブログ
2026/07/27
ボッテガ・ヴェネタ マネークリップ修理のご紹介です。京都/革研究所
ボッテガ・ヴェネタのマネークリップを、お持ち頂きました。
革研究所 京都上京区店のナカガワです。
今回も当店のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
長年寄り添ってきた革小物というのは、持ち主の人生を静かに語る相棒のようなもの。
今回お預かりしたボッテガ・ヴェネタのマネークリップも、まさにそんな存在でした。
使い込まれた革の表情は味わい深いものですが、
“くたびれ”と“色気”は紙一重。
その境界線を、職人の手で美しく整えていく事例をご紹介します。
目次
① ボッテガ・ヴェネタって?
② BEFORE(施工前の状態)
③ ダメージの詳細
④ 革研究所のリペアについて
① ボッテガ・ヴェネタって?簡単に。
1966年、イタリア北部ヴェネト州で生まれたボッテガ・ヴェネタ。
ロゴを掲げず、語るのは“質”のみ。
この潔さこそ、ボッテガが持つ男前な魅力です。
ブランド名の由来は
ボッテガ=工房 + ヴェネタ=ヴェネチアの。
つまり“職人の街の工房”。
名前からして、すでにクラフトマンシップの塊です。
象徴的な言葉
“When your own initials are enough”
自分のイニシャルだけで充分。
余計な飾りはいらない。
本物だけが放つ静かな存在感――まさに大人のラグジュアリー。
イントレチャートという“技術がロゴになる美学”
ボッテガといえばイントレチャート。
革を編み込むこの技法は、ただのデザインではありません。
1975年、硬い革を縫えるミシンがなかった工房で、
“なら編んでしまおう”と選ばれた職人の知恵。
その偶然が、ブランドのアイコンへと昇華したのです。
均一なテンション、革質の見極め、指先の感覚。
真似できそうで、真似できない。
技術そのものがロゴになる――これがボッテガの強さ。
② 施工前の状態
長年の相棒として活躍してきたマネークリップ。
全体にスレと退色が見られ、
本来の“静かな色気”が少し影を潜めていました。
お客様からは
「できるだけ綺麗に戻したい」
とのご相談。
ここから、職人の腕の見せどころです。

近くで見ると、スレ・小傷・色落ちが点在。
革の疲れが表情として現れていました。
革研究所では、ただ塗って隠すような施工はしません。
素材の個性を活かしながら、自然な美しさを引き出すことを大切にしています。
④ 施工工程
1. クリーニング
まずは汚れを優しくオフ。
ここで革の素の表情が見えてきます。
2. キズ補修
独自開発の補修材で、スレやキズを丁寧に整えます。
この工程が仕上がりの“艶”を左右します。
3. 下地処理
色のノリを均一にするための準備。
変色部分も自然に馴染むよう調整。
4. 調色・着色
内側の色を参考に、ジョーヌナブルを一点一点調色。
ムラなく、美しいイエローへ。
5. 色止め・仕上げ
コーティングで色を定着させ、
“強すぎず、弱すぎず”絶妙なツヤへ。
それではご覧ください!

お客様からも
「また気持ちよく使えそう」
と嬉しいお言葉をいただきました。
いかがでしょうか??
革は手をかければ、必ず応えてくれる。
そんなことを改めて感じさせてくれる一品でした。
⑥ クラウンメンテナンスキット
革は“呼吸する素材”。
乾燥・湿気・摩擦・紫外線――日々の環境で表情が変わります。
だからこそ、定期的なケアが大人の嗜み。
● メンテナンスキット(150ml)
本格ケアを自宅で。専用クロス付き。
価格:5,000円(税別)
● クリーナー&オイルセット(30ml)
持ち運びにも便利。
価格:2,000円(税別)
修理後の美しさを長く保つためにも、
日々のケアは欠かせません。
カラーチェンジも承れます。
「雰囲気を変えたい」
「色褪せが気になる」
そんな時はカラーチェンジもおすすめ。
基本は 濃い色への変更 が安心。
薄い色は下地が浮き出る可能性があるため、長期的な品質を考えると推奨していません。
実物を拝見しながら、最適な色をご提案します。
革製品は、持ち主の人生を静かに刻む相棒。
傷や汚れでお困りの際は、ぜひ当店へ。
ブランド品はもちろん、思い出の詰まった大切な一品も、
女性のお客様にも安心してお任せいただけるよう、
丁寧にご案内いたします。
お問い合わせ方法
ご相談やお問い合わせは、下記QRコードからLINE友だち登録をしていただき、
トーク画面からご相談内容と画像をお送りください。
ご依頼方法は、当HPトップにある「革修理の流れ」に詳しく説明させて頂いております。
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その後、「お申込書PDFダウンロード」より書類を印刷していただき、
必要事項をご記入のうえ、修理品とご一緒に 同梱してお送りください。
ご相談やお見積りは 無料 で承っております。
宅配便にて 全国よりご依頼いただけます ので、遠方のお客様もどうぞご安心ください。
ホームページURL : https://kyoto-s-kawa-kenkyujyo.com/
Mail:info@kyoto-s-kawa-kenkyujyo.com
革研究所京都上京区店
京都市上京区七本松通一条上がる末之口町1000-8
多田マンション103
(コーナン西陣上七軒店様の南隣の白いマンションの1Fになります)
電話 075-406-0609
※納品等で外出している可能性もございますので、
ご来店の場合は事前におおよその日時をお知らせ頂ければ幸いでございます。
今回も当店のブログを御覧頂き、ありがとうございました。
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